こんにちはYa-manです!
新冷媒1234yf専用のパワーエアコンエアゾール缶タイプが登場しました。今までは1234yfガスが高額の為リキッドタイプのみの展開でしたが、エアゾール缶の登場によりエアコン効率アップの選択が広がったのではないでしょうか?


今回はワタクシYa-manのN-ONEで効果実験検証をしました!

では実際に入れてみましょう!



施工方法はパワーエアコンプラスとほぼ同じで、リキッドタイプとは違い施工は簡単であっという間に完了します。では実際に効果はどうなのか?施工前後の温度計測と施工してから2日経過して計測したもを見てみましょう。検証車両のスペックと計測方法は以下の通りです。
2024年式 6BA-JG3 N-ONE RS(MT車)
走行距離13899km
2024年7月パワーエアコンリキッド添加
施工前 2025年7月25日 14時53分から15分間計測 施工後 2025年7月25日 16時から15分計測 施工2日後 2025年7月27日 14時03分から15分計測エアコン設定 オート作動、25℃に温度設定
計測場所 エアコン吹き出し口から5cm程奥に温度計を設置、車内温度はステアリングエアバッグ上部に設置で計測。

上のグラフは施工前のものです。計測1分で車内温度が12.5℃下がりその後緩やかに下がりつづけています。吹き出し口温度は計測5分後に14.6℃下がりその後も下がり続けて15分経過後でも下がり続けています。エアコン作動させて走行していると1速から2速にシフトアップする回転の上がり方はパワーエアコンリキッドを添加しているので軽くなっているのを感じていますが、コンプレッサー作動時の衝撃も伝わります。

施工後30分程放置してから計測をしました。車内温度は施工前に比べると計測開始から緩やかに下がっています。一方、吹き出し口温度は計測1分後から一気に下がり、車内温度との開きがとても大きくて計測後に車内に乗り込んだら寒いくらいでした。走行時のコンプレッサー作動の衝撃は緩和されているのを感じました。

2日経過後に計測しました。施工直後の様な大幅な温度差はないですが、施工前と比べるとグラフは似たような曲線をしていますが車内、吹き出し口温度は下がっている事が確認できます。車内ではエアコン作動直後から涼しくなっているのを感じました。走行時の感じ方は施工後と変わらなかったです。
今回の実験では昨年パワーエアコンリキッドを添加している車両で行っていますので、その辺りを加味する必要がありますが、エアコンに対して一切の添加や補充をしていない車両に対してはもう少しハッキリと効果が分かるのではないでしょうか?またコンプレッサーが大きい車両より、小排気量車や軽自動車はより体感度合いは大きいと思います。
車両に対して日差しの当たり方、ボディーカラー、エアコン吹き出しの向きやエアコンの設定によっても感じ方は様々ですので、一つの事例としてお考え頂けると幸いですm(_ _)m。