ドロボーの侵入手口NO.1、まずは割ってみました。
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ガラス:3ミリ板ガラス(一般家庭のガラスと同じ物です)
フィルム:フィット防犯フィルム(室内貼り) |
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1)室内側から見た画像です。
手前側のガラスが防犯フィルムを貼ったガラスです。こちら側にフィルムが貼ってあります。
奥のガラスは型板ガラスに型板ガラス用防犯フィルムを貼って割ったガラスです。 |
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2)破壊開始!
何も貼っていないガラスは当然一撃でばらばらに割れますが・・・ |
※叩く場所に注目!
テレビなどの実験でガラス中央を叩いて実験していることがりますが、実際のドロボーはクレセントのある端の部分を叩き割ります。
ガラス中央は叩くことが無くしかも、中央部分はガラスがゆがむため割れにくくなります。フィルムの強さをより強く見せるための演出?
今回の実験はきちんとクレセント部分を叩きました。 |
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3)1分経過
叩いた回数は数え切れません。
ガラス全体にひびが入っていますが、金槌はガラスを貫通していません。 |
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4)ついに貫通
叩き始めて2分30秒対に貫通しました。が、この大きさでは手を入れるにはちょっと怖い。 |
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5)3分20秒
手を入れる大きさになるまでこんなに時間がかかりました。
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私が割りました。
フィット社長:矢野
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数々のガラス割りの経験(ドロボーだった訳ではなく、セキュリティ会社等とのデモンストレーションでの経験です)を生かし割ってみました。
半分はストレス解消?! |
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ドロボー一口メモ |
ドロボーは侵入に時間がかかることを嫌います。
何度も叩かなければならないガラスはたとえ狙われても侵入はあきらめるようになります。
ドロボーの侵入手口などについてまとめたものはこちらです。 |
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叩いた回数は・・・ |
ガラスの割れる音ってとても大きなものです。
何度も叩くことはそれだけ自分の存在を回りに教えてるようなもの。
そんなドロボーいませんよね。 |
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手を入れる大きさ・・・ |
たとえ金槌が貫通しても手が入らなくては鍵は開けられません。
ガラスが飛び散らないので、貫通した穴を広げるのも一苦労です。 |
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最近増えている焼き破りによる侵入には効果はあるのか?
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ガラス:3ミリ板ガラス(一般家庭のガラスと同じ物です)
フィルム:フィット防犯フィルム(室内貼り) |
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1)ガスバーナーで焼き割り開始
ガラスを焼くことで割るときに発生する音が小さくなるのでドロボーに最近多く見られる方法です方法です。 |
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2)1分経過
防犯フィルムが溶け始めました。
よく見るとクレセント部分からヒビが出ています。通常ならこの時点でガラスは粉々になってしまいます。
何も貼っていないガラスならドロボーはこんな状態になる前にとっくに侵入しています
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3)懲りずに焼き続けました
焼き続けると最終的にどうなるのか?
焼き始めから4分30秒、バーナーを宛てているところ以外、防犯フィルムが焼けることもなく、怖くなってやめました。 |
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4)ハンマーで叩くと・・・
ボロッ!と鈍い音を立ててくだけました。
ドロボーもここまで焼けば侵入は簡単です。が、こんなに時間がかかるのでは諦めますね。 |
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5)これでは開錠できない!
バーナーの炎があたっていた部分だけが砕けただけで、穴を広げることができませんでした。
これでは手を入れて開錠はできません。 |
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ガスバーナー |
今回の実験ではガスバーナーを使用しましたが、こんな大きなものを持ち歩くドロボーはいません。こんなものもって街をふらふらしていたらドロボーってすぐ判りますね。
普通のドロボーはライターを使用しているそうです。 |
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燃焼実験も兼ねて |
火をつけると燃えてしまうのではと思っていた防犯フィルムですが、そんなことはありませんでした。 |
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バーナーで室内側(フィルム面)を焼いたあとです。
5分間バーナーを当ててみました。 |
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